苦手な看護学生も多い!アセスメントが理解できる3つのポイント

アセスメントという言葉は、看護学生であれば必ず耳にするキーワードの一つです。

実習では必ず必要になる項目ですが、アセスメントが苦手!という人も多いはず。

アセスメントは看護過程を行う上で大切な役割であり、アセスメントがしっかりできていないと看護計画が立案できません。

情報収集したけどアセスメントにつながらないという人は、アセスメントを理解することで観察するべき視点が分かるようになりますよ!

今回は、看護学生が苦手なアセスメントが理解できる3つのポイントについてお伝えしていきます。

アセスメントは問題の明確化

実習が始まるとアセスメントに追われて大変!という人も多いのではないでしょうか?

学校では看護過程の授業がありますが、完璧に理解しているという人は少ないはず。

アセスメントは実習で実践して初めて理解して身につくものです。

そんなアセスメントですが、「評価・査定」という意味を持ち、看護を行うための一番最初に行われる過程のことです。

看護過程には5つの過程があり、その中の一番最初の部分にあたります。

  1. 看護アセスメント:情報収集と問題の明確化
  2. 看護診断:アセスメントの情報の確認とデータ分析
  3. 看護計画:問題解決のための看護計画の立案
  4. 看護介入:看護計画に基づいた看護行為
  5. 看護評価:看護行為の成果や計画変更の必要性などの評価

看護過程の一番最初の部分であり、このアセスメントがしっかりできていないと看護自体の質にも影響してしまうのです。

アセスメントは患者の状態を把握するため

看護ケアを行うだけなのに、なぜアセスメントが必要なの?と思っている人もいるかもしれません。

アセスメントは、患者さんの状態をデータや症状から客観的な情報と発言などの主観的な情報を総合的に判断し、全体像を把握することが必要なのです。

看護師は、疾患のケアを行うのではなく、疾患を抱えた患者さんのケアを行うため客観的なデータだけでなく全体像を把握することが大切です。

例えば、肺炎の症状は咳嗽や副雑音など共通していますが、生活背景や家族環境などは患者さんによって異なります。

個別性を生かした看護を行うためには、主観的なデータも大切な情報になるのです。

それではアセスメントが理解できるポイントを3つ見て行きましょう。

アセスメントが理解できる3つのポイント

アセスメントは難しい!苦手!と思っている人も多いと思います。

慣れない間は難しく感じることも多いですが、看護を行う上では必要な基本知識になります。

アセスメントが理解できるポイントは以下の3つです。

  • 「なぜ?」
  • 「どうなる?」
  • 「どうすれば良いのか?」

この視点を持つことで具体的なアセスメントを進めることができます。

具体的に3つのポイントについて見てきましょう。

「なぜ?」を考える

アセスメントに大切なことは、今起きている症状の原因を考えることです。

考え方としては、探偵の謎解きと同じような感覚で、「なぜこの症状が起きているのか?」「何が原因なのか?」を考えてくことが大切です。

症状が出現している裏側には、必ず原因と根拠が存在しています。

例えば、肺炎で入院している患者さんが咳き込んでいたら、肺炎による症状だと理解できますよね。

このように、客観的な情報に対して原因を考えていくと、病態や解剖生理の知識と繋がっていきます。

「どうなる?」を考える

「なぜ?」の次は、「どうなる?」という今後の予測を考えます。

「どうなる?」とは、この症状に対してケアを行わないと今後、どうなってしまうのか?ということです。

例えば、出血傾向の症状がある患者さんに適切なケアを行わなかった場合、貧血が悪化し、出血部位から感染を起こしてしまうことが考えられます。

このように、症状に対してケアを行わなかったらどうなるのか?という視点で考えて行きます。

「どうすれば良いのか?」

今後の予測を考えたら、次に「どうすれば良いのか?」を考えます。

適切なケアを行わなかった場合は、悪い方向に進んでしまいますが、それを防ぐためにはどうすればよいのか?を考える必要があります。

「どうすれば良いのか?」には、具体的なケアや予防するための方法などが当てはまります。

例えば、先ほどの出血傾向の患者さんであれば、出血傾向であり出血部位から感染を起こす可能性があるため、口腔ケアの時に柔らかい歯ブラシを使用するなどがあが挙げられます。

「どうなる?」が看護問題につながり、「どうすれば良いのか?」が看護ケアにつながります。

アセスメントができるようになるために

アセスメントは、患者さんを観察した情報から全体像を把握するためのツールの一つです。

苦手意識を持っている人も多いですが、探偵の謎解きのような感覚で進めていくと理解できた時に達成感につながります。

アセスメントには、解剖生理や病態のすべての知識が必要になるので、基本をしっかり身につけておきましょう

アセスメントを勉強したい人にオススメ

アセスメントを身につけるためには、患者さんを見る観察力が必要になります。

観察項目が分からないという人には、この参考書がオススメです。

症状別にアセスメトのポイントが分けられているので、「なぜ?」を理解することができますよ!

実習でよく出会う22の症状がまとめられているので、実習のアセスメトに活用できる1冊です。

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