国家試験は看護学生にとって集大成のイベントですよね。
この日のために3年間、4年間頑張ってきたと言っても過言ではありません。
合格を勝ち取るためにも実力を発揮したいところですが、心配事があると集中できませんよね。

コンテンツ
- 全国の32箇所の試験会場で行われる
- 念入りな準備が大切
- 試験が終わったら解答が出る
- 国家試験当日に失敗しないために
- 2017年【第107回】看護師国家試験の必須問題の回答を解説!
- 1人暮らしに憧れる学生も多い!就職に伴う家探しのタイミングについて
- 卒業旅行のタイミングは?看護師国家試験が終わってからの過ごし方
- 看護師国家試験の前日から前泊するときに知っておきたい3つのポイント
- 寒さ対策が必須!国家試験当日にオススメの服装について
- 本番までに知っておきたい!気になる国家試験の会場の雰囲気と体験談
- 家を出る前にチェック!国家試験当日に必要な持ち物リスト
- 準備はバッチリ?国家試験当日に気をつけたい3つのポイント
- 看護師国家試験の過去問題集を使ってみたレビュー
- 模試は復習が大切!みんながやっている模試の復習方法
全国の32箇所の試験会場で行われる
看護師国家試験は毎年2月に行われており、試験会場は全国11都道府県、32箇所となっています。
試験会場が限られているので、自宅から近い人や距離がある人もいると思います。
また、当日は32箇所の試験会場に約5万人の受験生が集まるので、地域によっては混雑することが予測されます。
試験会場まで距離がある人は、前日から近くのホテルなどに宿泊をする人も多いです。
当日の会場は混雑する
試験当日は、試験会場の隣県などからも受験生が集まるため、会場は想像以上に混雑します。
試験当日のスケジュールの例を見てみましょう。
8:45 会場内への案内がスタート
9:10 試験の説明・配布
9:50 【午前】試験開始
12:30 休憩
13:50 試験の説明・配布
14:20 【午後】試験開始
17:00 試験終了
これが試験当日のタイムスケジュールになります。
試験開始時間は、全国で一斉に開始されますが、諸事情などにより時間がずれることもあります。
試験のために朝早く会場に行って勉強をしたいと考えている人もいると思います。
しかし、実際に教室内に入れるのは、試験の直前になり、番号順に案内される方法をとっている会場もあるので注意が必要です。

試験中はトイレに行ける
国家試験は試験時間が長く、試験中にトイレに行きたくなることもあると思います。
我慢し続けなければならないということはなく、試験中はトイレに行くことができます。
ただし、挙手をして試験官の付き添いで行くことができます。
複数人の場合は、トイレで鉢合わないように行きます。
試験官はトイレの入り口で待ってくれているので、中まで入ってくることはありません。
女性の試験官が付き添いになることが多いので、トイレに行きたい時は我慢せずに申し出ましょう。
また、試験中はカバンの中身を触ることができないため、生理用品などは試験が始まる前にポケットに忍ばせておきましょう。
それでは、試験当日に気をつけたい3つのポイントについて見て行きましょう。
念入りな準備が大切
試験当日は勉強のことで頭がいっぱい、緊張して何も考えれない!という人も多いと思います。
当日に失敗しないためにも念入りな準備が大切になります。
・出来るだけ交通機関を使わない
・必要な食料は前日に買っておく
・荷物は最小限にする
これらが試験当日に気をつけたい3つのポイントになります。
それぞれを詳しく見ていきましょう。
出来るだけ交通機関を使わない
試験当日は、いつもより朝早く起きて電車や交通機関を使って会場に行くことを考えている人もいると思います。
自宅から会場まで30分以上かかる距離であれば、会場の近くの安い宿泊施設に泊まることがオススメです。
試験当日は、普段の利用人数+受験生が一斉に公共交通機関を利用するため、改札を通るのにも苦労してしまうくらい混雑します。
そのため、考えていた時間の電車に乗れず1本遅らせなければならなくなったということも。

電車がストップしてしまった場合は、タクシーやバスの選択肢になりますが、受験生が一斉に利用するためスムーズに利用できませんよね。
会場近くの宿泊施設は予約が難しかったり、料金が高くなっている場合もあるので、1駅、2駅ほど離れた場所で泊まることも方法です。
そして、1人ではなく数人で宿泊するとお得になることもあるので、お得なプランをうまく利用することも良いでしょう。
予約はインターネットがお得
お得な宿泊プランを探すならインターネットからの予約がオススメです。

必要な食料は前日に買っておく
当日は午前の試験が終わるとお昼休憩があります。
昼休憩にご飯を食べて、午後の試験に備えて勉強をする人も多いです。
昼食を休憩時間に買いに行こうと考えている人や当日の朝に会場近くのコンビニで買うことを考えている人は要注意です。
試験会場によっては、付近にコンビニがないところもあります。
また、当日の朝は試験会場も混雑しており、その周辺のコンビニも混んでいます。
レジに時間がかかるだけでなく品切れになってしまうことも。
昼休憩の時間は思ったよりゆっくりできないので、前日にコンビニのおにぎりやパン、飲み物などを買っておきましょう。
また、貼るカイロなども買っておくと寒さ対策になります。
荷物は最小限にする
遠方から試験会場に向かう人は荷物が多くなってしまいますが、前日から前乗りする場合も荷物は最小限にまとめましょう。
試験中は机の下にバッグを置いて受験します。
しかし、会場の広さも限られているので、大きな荷物は置き場所がありません。
トランクなどは邪魔になってしまうので、小さめのボストンバッグに必要な持ち物を揃えるのがオススメです。
宿泊する場合は、歯ブラシやシャンプーなどは使い捨てができるものを揃えるなど、必要最小限にしましょう。
帰宅は電子マネーを上手く使う
終了後は公共交通機関を使って自宅に戻るという人が多いです。
試験の終了時間が同じになってしまうため、最寄駅は開始前より混雑してしまいます。
もちろん、切符売り場も大混雑が予測され、寒い中で長い列に並んで購入しなければなりません。
出来れば早く帰宅して一息つきたいですよね。
帰宅時の混雑を少しでも回避するために、電子マネーをうまく利用しましょう。
ワンタッチで改札を通過できるので、切符を買うために並ぶ必要がありません。
試験が終わったら解答が出る
試験が終わったら、試験終了から約2時間ほどで予備校のサイトなどで解答の速報が出ます。
試験終了後は疲労もあると思うので、ゆっくり休んでから自己採点をしましょう。
解答によっては、不適切な解答などの場合は予備校などによって解答が違うことがあります。

国家試験当日に失敗しないために
国家試験の当日は、普段以上に緊張して思うように物事が進まないと感じることも多いです。
慣れない雰囲気と試験のプレッシャーに頭が真っ白になってしまう人もいると思いますが、国家試験当日に失敗しないためには準備が大切です。
国家試験を控えている学生は、今回紹介した国家試験当日に気をつけたい3つのポイントについての内容を参考にしてみてください。