自立した受け持ち患者への援助はどうする?看護学生の実習の悩みを解決!

看護学生の中には、受け持ち患者さんは自立している人が良いと思っている人もいるのではないでしょうか?

自立している患者さんは身体介助などの割合が少なく、学生にとっては楽に思いがちですよね。

でも、いざ自立している患者さんを受け持ってみると、援助を見出せず困ってしまう学生も多いです。

今回は、受け持ち患者さんが自立している場合の援助についてお伝えします。

実習の受け持ち患者さんの自立度は様々

実習では受け持ち患者さんを通して実習を行いますが、患者さんの自立度は様々です

学生であれば、出来れば身体介助が少ない自立している患者さんを受け持ちたいと考えてしまいますよね。

自立している患者さんの担当になることも多い

成人看護の実習では、比較的若い人を受け持つ機会も多いので自立度が高い傾向があります。

そのため、自立している患者さんの担当になることも少なくありません。

逆に老年の実習では高齢者が多くなるので、身体的介助が必要になることも多いです。

自立度などは、実習の分野や施設によっても異なります。

自立している患者さんを受け持った学生に多い悩みとは?

実習の中では、自立している患者を受け持つ機会も多いですが、学生の中には患者さんのケアで悩みを抱える人も多いです。

自立している患者さんを受け持った学生に多い悩みを見ていきましょう。

どんな援助をすれば良いのか分からない

自立している患者さんは、日常生活動作は問題なく実施できることが多いので、援助で困ってしまう学生も少なくありません。

学生ができる援助は、清拭や足浴、入浴介助などの身体ケアがメインになるので、どんな援助をすれば良いのか分からず悩む人も多いです。

他の学生は身体介助を行っているのに、何もすることがなくて不安になることもあります。

患者さんに必要な援助が分からない

実習中は患者さんについての情報収集を行い、必要なケアなどを見出して計画を立案します。

困っていることを聞き出そうとしても、「大丈夫」「困ったことはない」などと対応されてしまうことも多く、ニーズが引き出せないと悩む学生も。

やることがないのでどうすれば良いのか分からない

自立している患者さんを受け持つと日常生活援助が少ないので、やることがない状態になることも少なくありません。

「自立度が低い患者さんを受け持っているメンバーはケアの予定が詰まっているのに、自分だけケアの予定がないからどうしよう…。」と悩んでしまうことも。

自立している受け持ち患者さんの援助はどうする?

ADLが低い患者さんは、日常生活援助のニーズがあり看護計画も立案しやすいですが、自立している患者さんの援助はどうすれば良いのでしょうか?

清潔援助や介助などは必要ない

自立している患者さんの場合は、日常生活援助の必要性がないので、清拭や陰部洗浄などの介助は必要ありません。

自分で清潔動作ができるのに、わざわざ看護師や学生が介助を行う意味がありませんよね。

無理に身体的な援助を行う必要はない

実習に参加する学生としては、受け持ち患者さんに「ケアや援助をしなければいけない」と思ってしまいますよね。

ニーズがなければ行う必要はないので、無理に身体的な援助を行う必要はないです。

看護学生ができる援助は日常生活援助だけではない

看護学生の実習では、受け持ち患者さんを通して日常生活援助やケアなどの経験をしていきます。

学生が行う援助のパターンとしては、清拭、陰部洗浄、体位交換、移動などがメインとなりますが、学生ができるのは日常生活援助だけではありません。

話を聞いて傾聴することも援助になる

受け持ち患者さんの話を聞いて傾聴することも、立派な援助になります。

看護学生は1人の患者さんと深く関わることができるので、傾聴も大切なケアの一つです。

患者さんの話を傾聴して理解することで、新たなニーズが見えてくることもあります。

「話を聞くだけ」は簡単に思えますが、傾聴は看護師に求められる技術です。

傾聴ができるように学生の間でスキルを磨くことで、看護師になってからも役に立てることができますよ!

リラックス目的で足浴や手浴なども援助になる

身体的な援助ではなく、リラックス目的で足浴や手浴なども援助になります。

アロマなどの香りが好きな患者さんには、手浴の時にアロマオイルを使うと喜ばれることも多いです。

足浴や手浴は清潔援助ですが、リラックス、ストレス緩和にも効果が期待できるので、リラックス目的で立案することも方法です。

院内や院外に散歩に付き添うこともケアになる

病室でできるケアだけでなく、院内や院外の散歩に付き添いもケアの一つです。

散歩は気分転換にも繋がるので、患者さんにも喜ばれることが多いです。

患者さんの体調に合わせながらケアを考えて行くことが大切になります。

精神的なケアも大切な看護の一つ

看護学生の実習では出来ることが限られているので、つい身体的援助に考えが傾きがちになってしまいます。

傾聴や気分転換など精神的なケアも大切な看護の一つになるので、患者さんを理解して援助計画を立てることが大切です。

実習をスムーズに進めるために

実習では様々な受け持ち患者さんと関わりますが、患者さんによって必要な看護は異なります。

その人に本当に必要なニーズを見つけ出し援助を行うことが、看護師、看護学生の役割になるので、受け持ち患者さんを理解することに努めましょう。

「自立しているから援助が必要ない」ではなく、ADLに関係なく出来るケアはあるはずです。

患者さんへの理解を深めることで、知識と経験が広がり実習が楽しく感じるはずです!

「聞く技術」を身に付けたい人にオススメ

看護学生の中には、患者さんとのコミュニケーションが苦手、人の話を聞くスキルを身につけたいと思っている人もいると思います。

「傾聴」は技術の一つであり、知識を身につけることで出来るようになります。

この本では、人の話を聞く技術について詳しく紹介されているので、看護学生にもオススメです。

「聴く」技術を身につけることで、患者さんとの人間関係や信頼関係が築きやすくなりますよ!

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