統合実習のシャドーイングの目標は?レポートがスムーズに書けるポイント

統合実習は今までの領域別実習とは違う内容の実習ですが、実習内容が分からない人も多いと思います。

統合実習では、師長やリーダー業務を学ぶ「シャドーイング」が行われます。

学校によってはシャドーイングのレポートを提出しなければならないことも。

今回は、統合実習のシャドーイングの目標とレポート作成のポイントについて紹介していきます。

コンテンツ

統合実習は今までの集大成

統合実習は、カリキュラムの中でも比較的新しい実習内容になっています。

統合実習が始まる前までは領域別実習だけでしたが、より臨床に近い状況を経験するために統合実習が始まりました。

そのため、受け持ち患者さんが複数人になり、師長や主任、リーダーのシャドーイング、夜勤実習などが実習内容に組まれています。

特にシャドーイングは、今までの実習には含まれていないので何を学んだら良いか分からない人も多いと思います。

シャードーイングは役割を理解するもの

統合実習では、師長、主任、リーダーのシャドーイングが行われますが、それぞれの役割を理解するために実施されています。

実習後のレポートでは、学ぶべきポイントが書かれていない場合は減点対象になってしまうことも。

実習に行く前に、それぞれの役割と学ぶべきポイントを押さえておきましょう。

看護師長のシャドーイング

看護師長は部署に必ず1人いて、その部署の責任者です。

師長は受け持ち患者を持っていませんが、部署で起きたトラブルの解決やシフト管理、相談、師長会での共有など部署全体の業務を担っています。

師長業務の役割を見ていきましょう。

  • 医師と病棟の連絡役
  • 師長会で病院全体の情報共有
  • 看護師の医療事故の予防と対応
  • 看護師のマネジメント
  • 病棟の看護機能の向上

シャードイングでは、これらの役割を学んでいきます。

実習目標と学ぶポイント

看護師長のシャドーイングの実習目標を見ていきましょう。

「看護師長の業務内容を知り役割を理解する」

シャドーイングによって、看護師長のやっていることを学ぶ事が実習の目的です。

学ぶポイントは、以下の通りです。

  • 病棟での師長の動き
  • 医療事故が起きた時の対応
  • 患者さんとのトラブルへの対応
  • メンバーが師長へ報告している内容
  • 情報共有の流れ

師長は病棟のトップであり、病棟に関しては全て把握しておく必要があります。

そのため、メンバーは異変があればすぐに師長へ報告します。

師長への報告内容を聞いておく

一番押さえておきたいポイントは、メンバーが師長へ報告している時の内容です。

師長への報告は、患者さんの急変や異変、トラブルなど様々な場合に行います。

例えば、患者さんとのトラブルが起きてしまった場合は、自分で対応するのではなく、まず師長に相談を行い対応の指示をもらいます。

病棟の責任者は師長なので、些細なことであっても師長は把握しておく必要があります。

実際の業務では、師長は忙しいため、リーダーや主任に報告を行い、リーダーや主任が師長へ情報共有を行う形になります。

師長が対応できる場合は、直接師長に相談することもあります。

レポートに書くコツ

実習が終わったらレポートを提出しますが、以下の内容を参考にすると書きやすいです。

  • 看護師長の役割を実際に見てどう思ったのか?
  • シャドーイングを行なって何を考えたか?
  • メンバーが師長に報告していた内容を聞いて何が大切だと思ったのか?
  • 自分が看護師になったらどんな点に気をつけながら行うのか?

実習中に感じたことや思ったことを中心に書いていきましょう。

ただの感想文にならないよう、自分の考えもしっかり盛り込んでおく事が大切です。

看護主任シャドーイング

次に、看護主任のシャドーイングですが、看護主任は現場を取り仕切るトップです。

看護主任は看護師長と現場の橋渡しの役割を行なったり、新人看護師の教育などを行います。

また、師長が不在の時は、師長業務を代行し、部署では看護師長の次の責任者に当たります。

看護主任業務の内容は以下の通りです。

  • 新人スタッフの教育
  • 師長業務の代行
  • 看護スタッフの指導やフォロー
  • 看護業務の把握と運営

実習目標と学ぶポイント

「看護主任の業務内容を知り役割を理解する」

これが看護主任のシャドーイングでの目標になります。

学ぶポイントは以下の通りです。

  • 病棟での主任の動き
  • スタッフの調整
  • 情報共有の流れ
  • スタッフへの対応や指示

主任は現場を取り仕切るトップなので、スタッフの動きや情報を常に把握しておく必要があります。

スタッフへの指示や調整を見る

看護主任のシャドーイングで一番押さえておきたいポイントは、スタッフへの指示や調整についてです。

ドクターから指示が入ると、受け持っている看護師に指示を伝え、調整を行います。

主任がチームのリーダーになっている時は、スタッフの休憩の順番などを調整します。

また、入院が入った場合なども師長が受け入れの可否を決めますが、誰に振り分けるのかなどの対応は主任が行います。

主任は、スタッフ1人1人の動きを常に把握し、業務がスムーズに進むよう調整を行なっていきます。

レポートに書くコツ

レポートに書く時のコツは以下の点を参考にしてみてください。

  • 看護主任の役割を実際に見てどう思ったのか?
  • シャドーイングを行なって何を考えたか?
  • メンバーの調整をどのような場面で行なっていたか?
  • 調整を行う時はどのような点に注意しながら行なっているのか?
  • 自分が看護師になったらどんな点に気をつけながら行うのか?

看護主任は、メンバーのトップでもあるため、メンバーが業務を行うためにはどんなことをしているのか、をしっかり学ぶ事が大切です。

看護リーダーのシャドーイング

看護リーダーは、病棟の看護チームのリーダーであり、日替わりでメンバーが行う事が多いです。

場合によっては、主任がリーダーを兼務している時もあります。

職場によっても違いがありますが、Aチーム、Bチームなど受け持ちのチームを分けているところもあります。

チームごとにリーダーは配置され、それぞれ業務を行なっていきます。

看護リーダーの業務内容は以下の通りです。

  • メンバーのスケジュール調整
  • 患者さんの報告を受け主任、師長に報告
  • ドクターからの指示を受け、メンバーに伝える
  • 翌日のメンバー調整、指示確認

これらが看護リーダーの役割になります。

実習目標と学ぶポイント

「看護リーダーの業務内容を知り、役割を理解する」

これが、看護リーダーのシャドーイングの目標になります。

学ぶポイントは以下の通りになります。

  • 病棟でのリーダーの動き
  • スタッフのスケジュール調整
  • スタッフへの指示出し
  • スタッフからリーダーへの報告
  • リーダーから主任、師長への相談、報告

スタッフからリーダへの報告とスケジュール管理

看護リーダーのシャドーイングで一番押さえておきたいポイントは、スタッフからリーダーへの報告とスケジュール管理です。

スタッフはそれぞれの受け持ち患者さんの状態を、午前と午後の2回、リーダーへ報告を行います。

その報告を聞いたリーダーは、師長と主任に報告を行います。

また、逆に主任や師長から指示があった場合は、リーダーから主任へ報告を行います。

リーダーは常に患者さんの状態を把握しておく必要があるのです。

スケジュール管理もリーダーの仕事であり、業務の内容に合わせて休憩時間の割り振りを行なっていきます。

レポートに書くコツ

レポートに書く時は、以下の点を参考にしてみてください。

  • 看護リーダの役割を実際に見てどう思ったのか?
  • シャドーイングを行なって何を考えたか?
  • メンバーの調整をどのような場面で行なっていたか?
  • 調整を行う時はどのような点に注意しながら行なっているのか?
  • 自分が看護師になったらどんな点に気をつけながら行うのか?

看護リーダーは、常にメンバーの動きを把握しておく必要があるため、メンバーは報告を行います

統合実習をスムーズに進めるために

統合実習では、看護師の動きを実践的に学ぶ内容になっています。

看護師として働き出すと、実習で学んでいないことに遭遇する場面も多く、ギャップを感じてしまう人も多いです。

統合実習では、そのようなギャップを緩和する目的もあるので、実際に働き出した自分をイメージしながら取り組んでみましょう。

統合実習は最後の実習であり、統合実習までたどり着いた自分を褒めてあげることも大切です。

実習レポートの勉強にオススメ

実習では毎回レポートの提出がありますが、書き方が分からない、苦手という人もいると思います。

レポートの内容によっては実習の評価にも繋がってしまうため、しっかり書けていないと評価されないことも。

この参考書では、「何を書いたらい良いのか?」「なぜこの書き方ではダメなのか?」が細かく紹介されているので、レポートが苦手な人にもオススメです。

実習記録の書き方も載っているので、記録関連について網羅する事ができます!

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